9月の石油製品卸価格3油種ともに3ヵ月連続上昇（2025年11月5日の記事から）

資源エネルギー庁は10月31日、石油製品の9月分の卸価格を発表した。
全国平均はガソリンが前月から1.1円アップの141.2円、軽油が1.0円上がって90.1円、灯油が0.9円上昇して94.5円。
3油種ともに3カ月連続で上昇している。ガソリンは3カ月合計で5.1円上がった。
最高値は長崎で145.6円。鹿児島の144.5円、石川の143.4円と続く。
最安値は大阪で139.1円。愛知の139.3円、岡山と神奈川の139.4円と続く。38道県が140円台で、9都府県が130円台だった。
上昇幅は兵庫と山口の1.6円がトップ。東京など6都県が1.4円で続く。
上昇幅が最も小さかったのが滋賀で0.2円。沖縄の0.3円、和歌山など3県の0.7円が続く。
34都道府県が1円台の上昇。1円未満は13府県だった。
軽油は最高値が長崎で95.3円。鹿児島の93.2円、石川の92.5円と続く。
最安値は大阪と岡山の88.0円。次が愛知の88.1円。26道県が90円台、21都府県が80円台となっている。
最も上がったのが三重の1.6円。京都と兵庫の1.5円が続く。上昇幅が最も小さかったのは沖縄で0.1円。福島と宮崎の0.3円が続く。
1円台のアップは29都道府県で、18県が1円未満の上昇だった。