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石連・新年賀詞交歓会で木藤会長「GXに向け動き本格化」とあいさつ(2024年1月9日の記事から)

石油連盟は1月5日、経団連会館で新年賀詞交歓会を4年ぶりに開催した。
木藤俊一会長、元売会社役員、全石連の西尾恒太副会長のほか、政治関連の来賓で上月良祐経済産業副大臣、菅義偉前内閣総理大臣らが出席、合計およそ500人が参集した。
木藤会長は冒頭、能登半島地震の被災者を見舞うとともに、被災地への燃料供給体制の取り組みを報告した。
そして昨年を振り返り、中東依存度が高まっている状況に地政学リスクの高まりを懸念する一方、4月まで延長された燃料油価格激変緩和対策事業への政府の政策に連携していく姿勢を強調した。
GXに向けては、今後10年間で20兆円規模の先行投資を行い、150兆円を超える官民投資を実現することが示されており、「石油元売各社としてもSAFや合成燃料に関する取り組みが進展するなどGXに向けて動きが本格化している」として、石油業界の3点の課題を示した。

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