ADEKA「2019年度 RISU BRAND」10品目を発売（2019年4月8日油脂版主な記事抜粋から）

ADEKA（東京都荒川区、郡昭夫社長）は、3月27日に同社本社で「2019年度 RISU BRAND」の新製品を発表した。「マルシェクレール」「オリンピアクレール（スライス）」「エレバールレーチェ」「EZマーガリンCP」「オリンピアスイートシート」「ディオネ（北海道ミルク）」「ブレンドホイップFC」「レジーナシート（北海道ミルク）」「ナイスワンNEO（カスタード）／（キャラメル）」と合計9品種10品目を発売する。
新製品のテーマは「おいしいにプラス」。
取引先が抱えるさまざまな課題の解決をサポートする機能を「おいしいにプラス」した新製品とサービスで、今後も「おいしさと安心のベストパートナー」として取引先とともに永続的に発展していくことを目指す。
食品を取り巻く環境としては、根強い節約志向と付加価値製品による「二極化」が進行している。また、安全・安心、健康訴求がキーワードの「健康志向」、食品ロスが大きな社会問題となっていることからの「持続性」、人手不足や勤務時間の短縮による「効率化」なども挙げられる。
同社ではこのような環境を踏まえ、風味、食感だけではなく、作業性、効率化、安全・安心、こだわり素材、コストパフォーマンスなどをおいしいにプラスした製品を上市する。
販売方針としては、製パン・製菓、洋菓子、デザート業界を中心にシェアの拡大を目指す。具体策として、重点市場である製パン、洋菓子市場に省力化、効率化をサポートする製品を販売していく。また、フィリング類も上市し、主に製パン市場に複合的に提案をする。リテール市場向けのラインアップも拡充し、インバウンド需要による成長が期待される土産菓子向けの製品もラインアップした。