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コスモエネHDがCO2資源化研究所と次世代エタノールの検討開始(2025年3月27日の記事から)

コスモエネルギーホールディングスとCO2資源化研究所(UCDI)は3月21日、「UCDI®水素菌」を用いてCO2をエタノールに変換するCCU(二酸化炭素回収・利用)の実現に向けた共同検討に関する契約を締結したことを発表した。
「UCDI®水素菌」とは、水素をエネルギー源としてCO2を取り込み生育する。植物における光合成を想定すると理解しやすい。
また、現在確認されている水素菌の中では世界一の生育速度を備えている。
UCDIは、高い増殖性を有する独自の水素菌「UCDI®水素菌」を開発。CO2と水素を原料にエタノールを生産することができる技術・特許を有している。
この技術により、食料を原料としないエタノールの大量生産が可能となり、CO2排出量の削減とバイオ燃料製造の両立が期待される。

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