横浜市は、海上巡回で使用している港務艇(パトロール艇01号)を、トヨタ自動車製の脱炭素化に資するバイオ燃料対応型ディーゼルエンジンへ改良し、3月27日から国内で初めてバイオ燃料対応型の港務艇として運用を始めた。
運用開始に合わせ、同日に従来の軽油に代わり“カーボンクレジット付バイオ燃料”の給油を三和エナジーが実施するとともに、船のお披露目等を行った。
今回使用した燃料は、バイオ燃料を5%混合した軽油(B5軽油)に、出光興産が提供する出光カーボンオフセットfuel(ICOF)を組み合わせたもの。
この取り組みにより、排出されるCO2を実質100%オフセットすることが可能となり、横浜市が進めるカーボンニュートラルポート(CNP)の実現に貢献する。
横浜市は今回のパトロール艇01号への導入効果を検証しながら他艇への展開を検討するとしている。
大さん橋ふ頭ビル(横浜市中区)で行われた給油等セレモニーには、バイオ燃料対応型ディーゼルエンジンへの改良受託者のトヨタ自動車マリン事業部(上田孝彦部長)、カーボンクレジット付バイオ燃料供給事業者の出光(販売企画部の植田靖彦次長)、三和エナジー(環境事業部の山田貴帆課長)が参加した。
横浜市が港のパトロール艇にバイオ燃料(2026年4月2日の記事から)
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