岸田文雄首相は9月3日、年内に限り継続すると表明していた現行の燃料油激変緩和対策について、政府として秋に目指すとしていた経済対策の策定と合わせ、骨太の方針2024を踏まえて、早期の段階的終了に着手すべく取り組むと述べた。
経済財政諮問会議(第12回)で表明した。
岸田内閣は同日の閣議で、燃料油激変緩和措置や酷暑乗り切り緊急支援のための物価高騰対策・賃上げ促進のため、予備費から9892億円を使うことを決定している。
岸田首相、激変緩和「早期の段階的終了」に着手(2024年9月5日の記事から)
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