石油連盟は9月17日から19日までの3日間、今年度の災害時石油供給連携計画に基づき訓練を実施する。
17日は、資源エネルギー庁、元売各社などが参加。同計画発動時に設置される共同オペレーションルームの会合について、シナリオ非開示を前提に、被災状況の総括、共同利用基地の選定、緊急要請への対応、道路啓開などの課題に対応する意思決定型の訓練を行う。
18日は緊急要請発出・対応訓練を実施。石連事務局内に、エネ庁・元売4社・JOGMEC(エネルギー・金属鉱物資源機構)・石連事務局で攻勢する「緊急要請対応室」を設置。
都道府県・自衛隊などからの150件もの緊急供給要請を受理し、元売各社に担当を配分する。要請元施設に内容を確認し、元売りへの配送要請・調整なども行う。
19日は基地共同利用WG訓練を開く。共同オペレーションルーム会合訓練で選んだ出荷基地を共同利用するにあたっての実務的な確認・競技を模擬的に実施する。
石連が9月17~19日に災害時の石油供給訓練を実施(2025年9月5日の記事から)

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